さかのぼること、2009 年。当時の私は「WORKERS が時代を作るんだ!」ぐらいの勢いでした。その鼻をへし折ったのがこのSport Jacket。
当時、「ファスナーの手配にすごく時間がかかるから見込みで100 本だ!」なんて買ったのに、実際の注文は数着。ただ、物はものすごくよく出来ていて。「時代がついてきてないのだな」と思い、待ちました。が、どうも永遠に時代は来そうに無い。
そんな2025 年、 インスタでこの話をしたら「また作ってほしい!」と言われ作ってしまいました。自分でも、人生最後に、もう一度着たかったので。(言った人は買ってほしい!)心の声が・・・
一重、裏地が無いのでほとんどの個所がパイピング始末。一着でなんと9M 近く。縫製工賃を見て、目が飛び出ました、コートと同じ!
確かにパーツも多い、チェックは柄合わせもある。柄を合わせる分、1着当たりの必要メーターも増える。無地とチェックの値段が違うのはこういう理由からです。
表地はウール90/ ナイロン10。1 回目の再生ウール。
ウール100を繊維に戻し、ナイロンを10% 添加して、強度を出しつつコストを抑えた生地。(それでも昔に比べて高いですが)12 オンスほどで、 着やすさ重視。もっとごついメルトンは、見栄えは良いのですがどうしても着づらい。ジッパーは朝日ファスナーさんのTALON「風」。ボタンは、切削加工で柄を作ったWORKERS オリジナル。後ろのバックルも、確かはるか昔に、某Sさんで作ってもらい、それをさらに今はNさんが作ってるものです。(内緒なのかも) |